投稿者 『アジア・太平洋軍事・諜報ニュース』から転載 日時 2001 年 11 月 08 日 21:25:40:
●パキスタン系の報道機関が表題のようなニュースを報じました。
このニュースの真偽は、いずれ明らかになるでしょう。(何十
年も経ってから、かも知れないけど……。)
これっぱかりの戦死者を必死に隠蔽・否定しようとしている米国の虚栄と臆病ぶりをみよ……。
しかし、特殊爆弾による意図的な無差別大量虐殺や、これまた
意図的に放置されている「誤爆」によって、アフガニスタンに
どれほどの犠牲者を生み出しているか、見当も付きません。
それと比べれば、4〜50人の戦死者なんて、物の数ではない。
天才バカボンに出てくる“両目がくっついたおまわりさん”は
世界一ピストルの無駄撃ちをするポリスとして漫画の世界では
“有名”でしたが、現在英米コンビが行なってるのは、まさに
そうした蛮行ですな。核兵器まで使えという世論があるのだから
――というかそういう“世論”をこれからデッチ上げていくので
しょうけれども――まさに狂気です。 21世紀の野蛮。
まあ、タリバンが仮に「イスラム復古主義」の反動勢力だと
しても、それにケンカを仕掛けた米国だって、住民が自分で
武装しなきゃならなかった数百年前の「近代文明以前」の社会
をいまだに運用しているわけですから、500年もまえに刀狩りを
終わらせてしまった日本の“文明”から見れば、野蛮どうしの
ケンカにしか見えないですけどね。
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アジア・太平洋軍事・諜報ニュース01-296号
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●米特殊部隊、損害を出す。
8.11.2001, 12:14
約45人のアメリカ特殊部隊員が、先週の月曜日のカンダハル近郊での地上作戦
実施の際に戦死した。これについては、パキスタンのThe Frontier Post紙が
伝えた。
米軍人26人の遺体は、ワシントンに提供されたパキスタン領土の軍事基地に搬送
された。
水曜日、同紙のデータによれば、クウェッタ市の病院に安置された18体が、
祖国に送られた。更に、アメリカの軍事司令部に近い匿名筋の言葉によれば、
これらの兵士は、事故ではなく、戦闘行動の結果死亡した。
The Frontier Postのデータによれば、アメリカのコマンドは、国際テロリスト、
ウサマ・ビン・ラディンのカンダハル近郊の基地の1つを奪取するはずだった。
アメリカの特殊部隊は、この施設を奪取できたが、ビン・ラディンも、その組織の
他の指導者も捕まえられなかった。
特殊部隊撤収の際、ヘリは、タリバンの強力な射撃に会い、損害を出した。
この際、タリバンの防空火力により、作戦に参加し、低空飛行していたB-52
爆撃機も撃破され、アメリカ人に引き渡されたダラバンジン基地近くの
パキスタン領土に墜落した。
イスラマバード公式筋は、飛行機の又はヘリの事故の事実をまだ確認していない。
ペンタゴンも、アフガニスタンでの損害について沈黙を保っている。
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