新政権めぐり主導権争い 北部同盟と元国王派

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投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 11 月 07 日 18:58:27:

回答先: 米地上部隊必要ない 北部同盟内相 投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 11 月 07 日 18:52:48:

11/07 14:36 新政権めぐり主導権争い 北部同盟と元国王派  外信72

 【ジャボルサラジ(アフガニスタン北部)7日共同】アフガニス
タンのタリバン政権崩壊後の新政権をめぐって、反タリバン勢力「
北部同盟」とザヒル・シャー元国王派との主導権争いが水面下で早
くも激化しているもようだ。米国の思惑も絡み、アフガニスタンの
新国家像はますます混とんとしてきた。            
 北部同盟と元国王派は十月一日、国家統一に向けた「最高評議会
」を設立することで合意。両勢力は今後の新政権づくりで二人三脚
を組むべきパートナーのはずだが、同盟側の国王批判が徐々に強ま
り、関係がぎくしゃくし始めた。               
 北部同盟の有力幹部ラスル・サヤフ氏は六日、高齢の元国王を「
有効期限の切れた薬」と酷評。ラバニ大統領も「一国民として戻っ
て来るのは構わないが、政権運営能力はない」と元国王をけん制し
た。                            
 双方は最高評議会の準備会合を近くトルコのアンカラで行うため
折衝を進めているが、同盟側はこれとは別に、アフガン北部で今月
中旬に「実務会合」を開くことを元国王派に提案。最高評議会の設
立を見直すのではないかとの観測も出ている。         
 両者の関係がこじれているのは、最高評議会自体が元国王のアイ
デアであることに加え、米国が元国王を新政権の中心とする姿勢を
強めていることに、同盟側が反発しているという背景がある。  
 また元国王が求める国連の積極関与にも、同盟側は否定的。「元
国王派の背後にちらつく米国の影を感じ、新政権がかいらい政権に
なるという警戒感」(同盟関係筋)が日ごとに強まっているようだ
。                             
(了)  011107 1435              
[2001-11-07-14:36]

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