投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 06 日 23:37:40:
【ウィーン6日=高坂哲郎】
ブッシュ米大統領は6日、ワルシャワで開いた東欧の旧共産圏各国の首脳会議にテレビ中継でメッセージを寄せ、ウサマ・ビンラディン氏の率いるテロ組織アルカイダが「中・東欧の一部の国を含め世界の60カ国以上で活動している」と指摘。「アルカイダは生物・化学兵器や核兵器を入手しようとしている」と警告した。
大統領はメッセージの中で「我々の自由はいま(冷戦時代の共産主義の脅威に続いて)再び脅威にさらされている」と強調した。その上で「テロリストとの戦いでは、いかなる国も中立の立場に立つことはできない」と述べ、テロリズムから自由と民主主義を守るため、関係各国が結束を維持するよう求めた。ブッシュ大統領は、東欧各国がテロ根絶へテロ組織の資金源の摘発や情報提供で米国に協力していることに謝意を表明。首脳会議参加国の中には、ボスニア・ヘルツェゴビナやアルバニアなど多数のイスラム教徒を抱える国も含まれていることを念頭に「我々はイスラム教徒と戦っているのではなく、ビンラディンという悪魔と戦っている」と強調した。