投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 11 月 05 日 17:55:55:
11/05 10:59 核兵器確保に海兵隊派遣も パキスタン政権打倒なら 外信18
【ニューヨーク4日共同】五日発売の米ニューズウィーク誌は米
政府筋の話として、パキスタンのムシャラフ政権が親タリバン勢力
に打倒されるような事態になった場合、同国の保有する核兵器を確
保するため、既に湾岸に展開している海兵隊が派遣されるとの見通
しを報じた。
ムシャラフ政権は米中枢同時テロ以降、同国の核施設への警備を
強化するとともに親タリバンとみられる技術者、科学者を追放する
など対応策を取っているが、米国も核物質がウサマ・ビンラディン
氏のシンパに入手されないことを最も重視しているという。
同誌によると、緊急展開が想定されているのは強襲揚陸艦ペリリ
ューの第一五海兵遠征部隊二千二百人とされている。
パキスタンが現実にどれだけの核兵器を持っているかは不明だが
、三十―五十発の核爆弾を製造できる核物質を所有しているとの説
があり、通常爆弾で核物質をまき散らす方法でも大きな損害を与え
るとされる。
米国は、パキスタンの核プロジェクト内部のビンラディン氏シン
パがタリバン側に核爆弾の所在、保安情報を伝えたのではないかと
懸念している。
(了) 011105 1058
[2001-11-05-10:59]