投稿者 あっしら 日時 2001 年 11 月 05 日 13:35:11:
昨日(11月4日)午後にNHK衛星1chで放送されたアメリカABCの特集番組で、国防総省ビルに激突したAA77に関して空港管制官がインタビューに応じていた。
ペンタゴンに激突したAA77は、他のハイジャックされたという3機の航空機にくらべて情報がもっとも少ないものだったので興味深く見た。
出演した空港管制官は、ワシントンダレス空港に勤務するダニエル・オブライエン(女性)でレーダー担当で、インタビューは9月11日から6週間後に行われたとのこと。
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彼女がAA77便に離陸許可を出したのは8時25分。
8時45分にボストンを出発したAA11便がWTCビルノースタワーに激突。
彼女はTVでそれを知り、飛行中の航空機を近くの空港に着陸させようとした。
9時27分にダレス空港南西を時速800kmで飛行する“未確認航空機”をレーダーで確認。
この航空機の進路がP56(ワシントンD.C.の飛行保護区域)に向いていたので、上司に報告。このとき、ホワイトハウスまで11マイル(約18km)から14マイル(約22km)の距離。上司がホワイトハウスに電話で連絡。チェイニー副大統領が地下の避難壕に、職員は建物から避難。
この航空機(AA77便)との交信はなし。
9時33分にAA77便が進路を南東方向に転換。
彼女は、この航空機をスクランブルして哨戒中の戦闘機だと考え、ホワイトハウスをターゲットにしたものではなかったと思い「ほっとした」。
9時36分にAA77便は進路をペンタゴン及びP56に向けた。
(AA77便は9時33分から9時36分にかけてペンタゴンの手前で360度の旋回を行った)
9時45分(但しこの時刻は明言されず離陸後120分という別の表現から推測)にレーダーから消えペンタゴンに激突。
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このインタビュー全体が、女性管制官が混乱のなかでも冷静に対処したということとホワイトハウスが狙われていたという枠組みで構成されており、事件の真相に迫るといったものではなく、ホントにそうかよという印象を受ける内容もあった。
このインタビューのなかでは、AA77便がハイジャックされた航空機だったという認識はいっさい示されていない。彼女が“哨戒中の戦闘機だ”と思ったくらいだから間違いないだろう。
だとすれば、ペンタゴンに激突したAA77便は、
1.正規に操縦していたパイロットがペンタゴンに突っ込んだ。
2.ハイジャッカーは正副パイロットがともにハイジャック信号も出せないほど瞬時にコックピットを制圧し、ペンタゴンに激突した。
3.哨戒中の戦闘機に攻撃されて墜落、その結果ペンタゴンに激突。
4.ペンタゴンに配備されている地対空ミサイルに攻撃されて墜落、その結果ペンタゴンに激突。
5.事故を起こし墜落、その結果ペンタゴンに激突。
どれが事実なんでしょうね。
[お願い]
9月11日にハイジャックされたとされている4機の航空機の離陸時間やハイジャックされた経緯などについて情報をお持ちのかたは是非ともフォローをお願いします。
AA11便は、離陸時刻について7時45分説と7時59分説がある。
UA175便は、離陸時刻に7時58分説と8時14分説があり、AA11便がノースタワーに激突するまでハイジャックされたとの認識がもたれていなかったという話もある。
ペンシルバニア州で墜落したUA93便は、離陸時刻に8時1分説と8時42分説がある。
9.11テロ攻撃は、誰が首謀者なのかという以前に、誰が実行したのかという問題がクリアになっていないことに大きな疑問をもっているので....