投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 04 日 21:32:31:
【ロンドン岸本卓也】
英日曜紙サンデー・タイムズは4日、米英両軍の数千人規模の特殊部隊が数週間以内にウズベキスタンからアフガニスタン北部に進攻する見通しだと報じた。進攻作戦の主目的はタリバン支配地域の難民の救援とされる。米英空軍の空爆や反タリバン連合(北部同盟)から援護を受け、最前線に食料、衣料、医薬品などの補給基地を設置するという。米英両軍は公式に、報道を確認していない。
同紙は英高官の話として伝えた。米英地上軍の補給基地は北部要衝・マザリシャリフの近郊に設置する。当初は救援物資の輸送をウズベキスタンから飛ぶヘリによる空輸で行う予定だったが、タリバンからの攻撃を受けやすいため中止した。だが、地上作戦もタリバン勢力との戦闘が予想され、米英両軍は北部同盟に最大限の援護攻撃を要請しているという。
補給基地が築かれ、米英両軍が活動できる地域が広がれば、難民の救援を開始する。難民救援を作戦の最優先に掲げた理由として、米政府高官は「空爆による民間人犠牲者続出で失った内外の世論の支持を取り戻すため」と話しているという。