投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 01 日 22:24:46:
国際原子力機関(IAEA)は1日に発表した声明で、核関連施設への攻撃や放射性物質を使用する「核テロの可能性が増している」と警告した。2日、ウィーンの本部で核テロについて各国の専門家による緊急会合を開く。
IAEAは声明で、米国の同時多発テロの首謀者とされるオサマ・ビンラディン氏率いるアルカイダなどの武装グループが核物質の入手を計画したという情報に「重大な懸念」を表明した。テロリストたちが核物質を入手し、核爆弾として使用する可能性は極めて低いとしながらも、「どんなシナリオも不可能ではない」との危機感を示した。
また「原発は恐らく世界で最も頑強な建造物」としながらも、ニューヨークの世界貿易センタービルを倒壊させたような攻撃に耐えられるようには設計されてはいない、と指摘。
さらにIAEAは、核保有国の米国、英国、フランス、中国、ロシアの5カ国などに対し、核兵器管理の安全性を緊急調査するよう訴えた。(21:55)