投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 27 日 20:24:56:
【ニューヨーク上村幸治】
国連のカマル・ホサイン人権問題担当調査官は26日、アフガニスタンのタリバンが97年5月から今年6月までの4年間に国内で住民多数を虐殺し、拷問やレイプ、財産強奪なども行なったと発表した。
ホサイン氏はアフガン中部バーミヤン地方のヤコアロン地区を例に挙げて説明。タリバンは今年1月に同地区に進撃した際、3日間で住民130人を処刑したという。銃剣で突いたりナイフで手足を切るなど拷問を行なったほか、皮をはいだり焼き殺したケースもあったという。
1月下旬にはさらに50人を処刑。5月〜6月にかけても住民150人を処刑し、高校、モスク、病院各1棟と市場の露店800店、家屋500軒に放火したという。
ホサイン氏は処刑の場所や大量の墓も特定したと述べ、「成人男子が片端から逮捕され、無差別に処刑された」と説明した。
ホサイン氏は、この4年間にマザリシャリフ、カイサル、タクハル地方のタロカン、サリプル地方のゴスファンディ、サマンガン地方のロバタクでも、同種の残虐行為が行なわれたと述べた。
[毎日新聞10月27日] ( 2001-10-27-20:01 )