首都進攻時期めぐり対立 米国防総省と国務省

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投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 27 日 20:11:09:

10/27 15:40 首都進攻時期めぐり対立 米国防総省と国務省  外信84

 【ワシントン27日共同】アフガニスタン最大の反タリバン勢力
「北部同盟」の首都カブール進攻の時期をめぐり、米国防総省と国
務省が対立、北部同盟内に「首都進攻の戦略を具体化できず、タイ
ミングを計れない」との不満が高まっていることが二十七日、明ら
かになった。                        
 北部同盟と米軍が強めている北部の要衝マザリシャリフ攻撃でも
今後、連携作戦に影響する可能性がある。           
 タリバン軍と北部同盟は首都北部で一進一退の攻防戦を展開。米
軍事筋によると、米軍はタリバン後の新政権の青写真が出来上がる
まで、北部同盟に首都進攻を見合わせるよう働き掛け、首都北部で
は、タリバン側への空爆を意図的に避けてきた。        
 ブッシュ政権内では穏健派のパウエル国務長官が、北部同盟の強
化を嫌うパキスタンとの関係を優先し、パキスタンなどアフガン周
辺国が納得する新政権の受け皿づくりを模索。新政権の構想がまと
まらないまま北部同盟が首都進攻に踏み切れば、アフガンが内戦状
態となり混乱に陥ることを危ぐしている。           
 しかしタカ派のラムズフェルド国防長官は二十二日、北部同盟が
首都カブールへの進撃を容認する方針を表明、米軍はマザリシャリ
フと首都北方の両地域に対する空爆を強化した。        
 十一月中旬にラマダン(断食月)が始まり、本格的な冬も到来す
るため、タリバン政権とテロ組織アルカイダのせん滅を優先、北部
同盟の進撃を後押しする方針とみられる。           
 ブッシュ政権に近い軍事筋は「アフガン政策をめぐり政権内が相
当混乱している」と指摘。米政府との交渉窓口である在米の北部同
盟幹部も「国防総省は首都を攻めていいと言うが、国務省は正反対
のことを要請してきている」と戸惑っている。         
(了)  011027 1539              
[2001-10-27-15:40]

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