投稿者 木暮三太 日時 2001 年 11 月 01 日 07:38:11:
情報統制がほころぶ中で、武力がテロの連鎖を呼びつつあることが明らかになってきました。ついにアナン事務総長も早期の爆撃停止を要請する談話を出した。米軍による核使用の可能性も指摘されています。今、爆撃停止を要請せずして「難民支援による国際貢献」は全く説得力をもちません。
米国のみがオイルの供給者ではない。ドイツは先ごろプーチン
に連邦議会で演説までさせて、しっかりロシアと手を結びました。日本も、欧州、ロシア、イスラム、アラブとしっかり手をむずべばよいはずです。過渡的にオイル価格が高騰したからといって、ここまできた日本経済、そのことでいまさらどうなるというのでしょう。
それよりももっと恐ろしい事態。国家に対する信用の崩壊が日増しに現実味を帯びてきました。この一番肝心の部分さえ守りきれば、たとえ株価がさらに暴落しても、失業率が跳ね上がっても、日本の民はかならず息を吹き返す。そして質素ではあっても、真っ当な生活の営みを必ず再建するでしょう。そのことは歴史によって試されずみです。
米国が核を使用して再び無辜の民を虐殺することに日本が手を貸すことで、日本人が、精神的な立ち直りのきっかけを失うことを私は危惧します。