投稿者 dembo 日時 2001 年 10 月 31 日 23:02:57:
回答先: Re: クラスタ爆弾 劣化ウラン研究会 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 31 日 21:29:19:
あの〜FPさん 再びですが 私の記事は全部コピペです
全ての兵器は『非人道的』だと私は いや誰しも! 思っているでしょう
『非人道兵器』うんぬんは この記事の主旨ではないと思いますが?
大事なのは 以下の部分では?
『 アフガニスタンの人々に警告しなければならないほど、この「黄色い不発弾」つま
りクラスター爆弾の子爆弾にどうしてわざわざ人が接近するというのでしょう。
この「黄色い不発弾」は、実は米国が「人道目的」とやらでばらまいている食糧な
どのパックと、色や形が非常に似ているのだそうです。
つまり、クラスター爆弾と食糧パックを間違えて拾ってしまう危険性が極めて高い
のです。
こんな形で、わざわざ「異例の注意」など、いまだかつて米軍が行ったことなどあ
りません。だいたいクラスター爆弾のもともとの役割からすれば、爆弾とは分からな
いようにしているのですから、警告放送などは軍事目的を損なうわけで、本来ならば
やるわけはないのです。
クラスター爆弾は99年のコソボ紛争でも大量にばらまかれ、赤十字によれば戦後
100名以上の死傷者を出しています。1万5千発もの不発爆弾が残り、対人地雷に
なって人を殺傷したのです。
しかしそのような事態になっていても、こんな警告放送は米軍はしてません。コソ
ボ紛争の時にはクリントン大統領の言葉として「私はひとりの子供も傷付くことを望
まない。我慢して欲しい」と帰還を遅らせるよう難民たちに訴えた言葉が、このクラ
スターの不発弾に関しての警告であったと「解釈」されている程度です。
今回突然、いかにも「人道上の配慮」を始めた本当の理由は、自分が投下した食糧
とクラスター爆弾を、わざと混同させて人を殺傷しているのだという宣伝に対して、
そうではないことを見せるためのポーズであろうと思われます。
現実に、食糧パックと間違えたのかどうかは不明ですが、爆撃後に不発のクラス
ター爆弾に接近して一人死亡(合計の死者は9名)していると、国連アフガニスタン
調整事務所報道官が現地で確認したこととして、共同通信と毎日新聞は伝えてきてい
ます。
食糧パックとの誤認問題は、英国紙には掲載されています。というより、メインが
「食糧パックとの誤認の恐れ」であり、そのため米軍が警告放送を余儀なくされたと
いう文面です。(といっても英文なのであまり自信はないけど(^_^;))
NHKの報道が、食糧パックとの誤認の部分だけを全く欠落させたのはなぜか、そ
の意図がどこにあるのか、私は知りませんが、覚えておきましょう。
自分でばらまいた爆弾に、自分で警告をし、それでもばらまくことをいっこうに止
めない。米軍の本音はどこにあるのか、一般にはわかりにくいことです。
しかし軍の論理で言えば、クラスター爆弾や劣化ウラン弾のように効果的に打撃を
与えられる兵器を使うことは至極当然のことです。その国がコントロールしない限
り、それを外から規制することは、難しいのです。
軍の本質が分かっているのであれば、クラスター爆弾のような兵器を使わせないた
めには、軍事行動をさせないことでしか解決の道はないのですが、今現在、そうは
言っても始まってしまっています。
軍隊が自らをコントロールするなど、およそ歴史上も現状も、考えられません。軍
の論理とはそういうものです。それが分かっていて、軍の暴走が嫌ならば、本質的解
決法は軍隊を持たないと言うことに尽きます。
そういっても軍は現に存在し、暴走状態にありますので、次にすべきは、米国が自
国の軍隊をコントロールするよう、国際社会、米国、そして米国民に訴え、さらに日
本政府がそれなりの国是を持っているのだから、その責務を果たさせるように私たち
が訴えることです。しつこく、しつこく。戦争が終わるまで。』