投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 31 日 22:01:32:
10/30 22:28 北部同盟軍幹部が誤爆批判 指導部で空爆疑念広がる 外信134
【ホジャバハウディン(アフガニスタン北部)30日共同】アフ
ガニスタンの反タリバン勢力「北部同盟」の軍幹部で北部ホジャバ
ハウディン地区を指揮するアブドゥルカビル・マルズボン司令官は
三十日、共同通信のインタビューに応じ「米軍の空爆で、タリバン
兵士一人が死ぬ一方で罪のない市民十人が死んでいる」と米軍の誤
爆を批判した。
同盟軍幹部が誤爆に対する批判を表明したのは、誤爆による民間
人死傷者が増えるにつれ、同盟指導部内で空爆の効果に対する疑念
が生じていることを示したものといえる。
司令官は空爆そのものは評価し「空爆や米軍による航空機からの
食料投下はわれわれに必要だ」と述べた。
司令官はまた、北西部の要衝マザリシャリフ攻防をめぐり、同盟
の有力指導者ドスタム将軍と米特殊部隊代表が会談、米側が将軍に
軍事支援を約束したことを確認した。
さらに、これまでのマザリシャリフでの戦闘で、同盟側が弾薬な
ど軍事物資を使い果たしたと指摘、補給不足が攻略に時間がかかっ
ている最大の原因であるとした上で、攻略のために米側の支援が不
可欠であることを強調した。
(了) 011030 2227
[2001-10-30-22:28]