投稿者 木村愛二 日時 2001 年 10 月 30 日 23:32:28:
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『亜空間通信』73号(2001/10/30)
【NHKと警視庁の真相隠しは明白で犯罪的だ!解説主幹「怪死」事件疑問点列挙3.】
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転送、転載、引用、大歓迎!
時系列では逆になるが、「長谷川浩NHK解説主幹『怪死』事件」に関して、本日、2001.10.30.午後5時ごろに判明した最新の独自捜査結果から、先に報告する。
すでに本通信で報告したように、通称「桜田門」の警視庁本部の広報は、記者会見発表をしていないと答えた。新聞報道は現地の代々木署から得た情報だろうと言い、「事件として扱う事案とは思わない」と、まるで返答にならない返答をした。
検死解剖もせずに、何故、「自殺」扱いか
以後、世界中から関連の諸情報が殺到するので、少し遅れたが、長谷川浩さんの「死因」発表について確かめるべく、代々木署の「広報担当の副署長」と指名して電話を掛けたら、今度は直接つながった。「平野」と名乗ったが、決して「平」刑事ではない。通常、副署長は叩き上げのベテラン刑事である。声は、そんな感じだった。
名乗りを挙げて、ずばり、「検死解剖をしたのか」と聞くと、即座に、「私は対応できない。本部に聞いてくれ」と言った。彼らが「本部」というのは警視庁の桜場門の本拠のことである。警視庁だから「庁」だと思って間違え「本庁」とて言う外部の人もいるが、警察関係者の隠語の「本庁」は警察庁のことである。
「対応できない。本部に」、つまりは、役所の得意藝の「盥回し」ではあるが、すでに完全に矛盾をきたしている。それでも一応、再び、警視庁の広報に電話すると、同じ返事の「そういう事案とは思わない」の一本槍で、何度言っても、「蛙の面に小便」状況である。
新聞報道も中途半端だが興味深い部分もあり
新聞報道も扱いが小さいだけではない。「転落死」と記すだけで、自殺なのか事故なのか他殺なのか、さらには、転落ではなくて別の死因があるのに、運んできて転落死を装ったものかどうか、などの可能性の追及をしていない。検死解剖もせずに「自殺」と断定できるのなら、コロンボ刑事は失業する。明らかに「臭いものには蓋」、いわゆる「メディア仁義」の典型で、記者クラブの「根回し」が歴然である。
ただし、別途、資料頁を作成した比較検討に提供する予定であるが、各紙を丁寧に読み比べると、それでもなお興味深い部分が、いくつかある。
朝日は葬儀の部分に「自宅は公表していない」と記す。これでは友人知人が弔電を打ちたくても打てない。これだけでも異常な葬儀である。産経は「代々木署が原因などについて調べている」と記すが、「原因」の後追い取材をした気配がない。東京は「代々木署は自殺とみて、動機などを調べている」と記すが、これも「自殺」の判断の根拠を示しておらず、「動機」の後追い取材の気配がない。
これらの疑問に関して、各社の社会部に問い合わせても、ましなのは「情報提供有難うございます」とは言うものの、「継続取材はむずかしい」、酷いのは「新聞は真実を伝えています」とオウム返し、どうにならない。
NHKは「最後の仕事」と思われる解説番組の録画公開を拒否
毎日は一番参考になった。「10月10日放送の『特集・あすを読む』で米国同時多発テロ関連の解説をした」と記していた。別途、NHK関係者から、「事件の前はしばらく解説を担当していなかったらしい」と聞いていたので、これには、うぬっとなった。しかも、10月10日という日付けは、米軍のアフガン空爆開始の3日後なのである。古新聞の袋をひっくり返して番組欄を調べた。
10月10日、1チャンネル、NHK総合テレビの午後11時から零時までの1時間、本物の「特集」として設定された超々特別番組である。普段は、わが電網検索によれば、「NHKラジオ夕刊」(月〜金曜後6・00〜6・50)のレギュラーではあるが、顔出しが少ない地味な解説者が、その長年の専門知識を買われて、いわば花の舞台を踏めたのである。
それなのに、そのたった5日後に、異常な死に方で「自殺」したのだとすれば、その番組での解説に、どこぞから文句が付いた可能性もある。上記の「動機」である。
だから私は、即座にNHKの経営広報に電話をして、録画を見せよと要求した。すでに2年前、私は、ユーゴ戦争に関する半年前の録画を見せよと要求して、認めさせ、見に行ったのとがあるのだが、今回は非常に頑に拒否された。法的な根拠は、放送法の「見せなければならない」場合が一般には「個人的関係」などと限定されているからである。しかし、学術研究の場合とかの既定もあるし、逆に、「見せてはならない」という法の定めはないし、アメリカなどでは放送した番組をすべて公開するのが常識となっているのである。
なぜ見せたくないのか、これが問題である。入手方法もあることにはあるが、もしも、当該番組を録画した方がいれば、お知らせ願いたい。
死体の発見場所も異常:
「長谷川さんの死体が発見された場所は、解説員室がある建物の下で、自殺だと仮定すれば、長谷川さんは、自分のデスクの後ろの位置の窓を開けて、飛び下りたことになる」
これが元NHK職員の友人から聞いた未確定情報である。彼は、事件直後に元NHK職員の集まる機会があって、そこで異口同音、「あれはおかしいね」となって、様々な耳情報が交換されたと言う。
様々な情報源あれど秘匿:
私は、NHK解説主幹という「枢要の地位」にあった長谷川さんの「怪死事件」に関しては、多くのNHK関係者の声を聞いた。一様に「おかしい」と言っている。もちろん、私は、今後も、これらの情報源を秘匿する。名前や所属部署については記さない。
今回も長くなり過ぎたので、資料編も含めて次回に続く。
以上。