投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 27 日 20:04:48:
10/27 08:07 2都市でクーデター未遂か 処刑のハク氏と連動の観 外信20
【ペシャワル(パキスタン北部)27日共同】アフガニスタンの
タリバン政権筋は二十六日、共同通信に対し、北部の要衝マザリシ
ャリフと東部のコストの二都市で同日、反タリバン勢力によるクー
デター未遂事件があったが、失敗に終わったと語った。
詳細は不明だが、二十六日には同国に潜入したザヒル・シャー元
国王派のアブドル・ハク元司令官が処刑されており、元司令官の動
きと何らかの形で連動していた可能性もある。
同筋によると、北部同盟軍が攻略を進めるマザリシャリフでは、
クーデターを計画していた者全員が拘束された。
一方、ハク元司令官とともに処刑されたのは、部下の元イスラム
・ゲリラ幹部ハジ・ドゥーラ・カーン氏と元司令官のおい。元司令
官らを拘束した際、トラック三台分の武器と現金五千万ドル(約六
十一億円)を押収した。
タリバン情報機関は、元司令官が、米中央情報局(CIA)と連
携していたとの見方をしており、三人は「米国のスパイ」として処
刑されたという。
一方、ペシャワルを拠点とするアフガニスタンの元国王支持勢力
は二十六日夜、元司令官が処刑された問題について、対応策の協議
を行った。元国王派は、元司令官の潜入がタリバン政権に察知され
ていたことを深刻に受け止めており、活動の見直しをしているもよ
うだ。
(了) 011027 0806
[2001-10-27-08:07]