投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 30 日 21:36:42:
10/30 15:05 旧ソ連製の武器支援が焦点 北部同盟の戦況を左右 外信79
【ワシントン３０日共同】ラムズフェルド米国防長官は二十九日
、米国とロシアによるアフガニスタンの反タリバン勢力「北部同盟
」への武器支援を正式に確認したが、北部同盟が使用している旧ソ
連製の重火器を十分に供給できるかどうかが今後の戦況の焦点の一
つとして浮上してきた。
複数の米軍事筋によると、北部同盟は旧ソ連時代の重火器で武装
しているため、ロシアの武器支援はＴ５５戦車や装甲車両などが主
体となる一方で、米軍の支援は銃や弾薬に限定されるという。
一方、米軍が空からの投下を始めた武器弾薬は、米軍が調達した
旧ソ連製武器用の弾薬に加え、操作が比較的簡単な米製の対戦車ロ
ケットや手りゅう弾、ライフル銃などとみられる。
米の軍事専門家の間では、旧ソ連製の重火器や弾薬を北部同盟に
効率的に補給するためには「北部同盟がウズベキスタンに近い北部
の要衝マザリシャリフを早急に制圧する必要がある」との見方で一
致している。
北部同盟がマザリシャリフを制圧すれば、陸上の重要な補給路を
獲得するだけでなく、「米軍は直ちに二十四時間使用可能な空港を
確保する」（米軍事筋）ことになる。マザリシャリフは米軍特殊部
隊の出撃拠点や補給基地となるだけでなく、ロシアの北部同盟に対
する本格的な武器供給の拠点にもなりそうだ。
（了） ０１１０３０ １５０４
[2001-10-30-15:05]
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。