投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 11 月 26 日 18:20:39:
11/26 17:33 毛沢東派ゲリラ2百人死亡 ネパールで銃撃戦 外信85
【イスラマバード26日共同】ネパール政府当局者によると、ネ
パールの極左武装組織、ネパール共産党毛沢東主義派のゲリラが二
十五日夜、同国東部ソルコンブ地区の空港や政府施設を一斉に襲撃
、警察当局などと銃撃戦となり、ゲリラ約二百人、警察官十七人、
政府軍兵士四人、地区政府幹部一人が死亡した。
同派が一九九六年に反政府闘争を開始して以来、最悪の死傷者と
なった。
ゲリラ側は二十五日午後十一時半ごろ、同地区のパフル空港と地
区政府庁舎を同時に襲撃。政府側の応戦で、空港で約五十人のゲリ
ラが死亡。また同地区サルレリ市内の政府施設や市場などでも戦闘
となり多くの死者が出た。
毛沢東主義派は王制廃止などを求めて反政府闘争を開始、山岳地
帯を拠点に警察施設を襲撃するなどのテロを行ってきた。七月に発
足したデウバ政権が和平路線を打ち出し八月から和平協議が行われ
たが、今月決裂し、反政府テロが再燃した。政府や与党内では非常
事態宣言の発令や、政府軍の本格投入による制圧作戦実施などの声
が高まっている。
(了) 011126 1732
[2001-11-26-17:33]