投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 11 月 26 日 18:18:44:
11/26 09:15 米がアヘン流出を懸念 新政権に取り締まり圧力 外信24
【ワシントン25日共同】アフガニスタンからパキスタンなどに
流出する麻薬の増加に麻薬取締局(DEA)など米当局は懸念を強
めており、将来のアフガン政権の麻薬取り締まりを人道援助実施の
条件とすることを検討している。
アフガニスタンは世界有数の麻薬生産国で特にアヘンは一九九六
年、生産量が四千トンを超え、世界市場の72%を占有。欧州、ア
ジア市場が中心だったため米政府の関心は低かったが、テロ組織の
資金源になることや、米軍のアフガン空爆が始まってからパキスタ
ンへの流入量が約25%増えたとされるため、締め付け強化に方針
を変えた。
AP通信によると、米政府は人道援助として、アフガン農民の収
入源の一部で、アヘンの原料となるケシを禁止し代替作物を栽培さ
せる事業を盛り込むことなどを検討している。
ハッチンソンDEA局長は「北部同盟が麻薬に手を染めていたこ
とを知っている」と指摘し、北部同盟などで構成する新政権が麻薬
取り締まりに乗り出すよう圧力をかける構えを見せている。
(了) 011126 0915
[2001-11-26-09:15]