投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 30 日 21:29:32:
※「日本の細菌戦の専門家」って、常石氏ですかね。
10/29 23:31 物理学の知識が不可欠 困難な炭疽菌の飛散加工 外信118
【ワシントン29日共同】米国の炭疽(たんそ)菌テロ事件で使
われた菌の胞子が飛散しやすいよう加工されていたことで、犯人は
物理学の専門知識を持った個人か物理学の専門家を含んだグループ
との見方が二十九日、強まってきた。
上院議員会館に送られた菌には鉱物などの微粒子が混ぜられ、飛
散しやすいように加工されていた。
日本の細菌戦の専門家によると、菌に混ぜて空中に飛散しやすく
加工するためには、微粒子に関する化学や物理学についての専門的
知識が不可欠。一歩間違うと逆に大気中の水分を集めて胞子を凝縮
させ、飛散しにくくさせるなど極めて難しい。この加工は炭疽菌を
培養して胞子を作らせることより、はるかに困難という。
この専門家は、過去に米国や旧ソ連など国家プログラムの中で細
菌兵器の開発や防御の研究に関与した物理学者が関与した可能性が
あると指摘。もしくは微粒子の性質や加工方法に熟知した専門家が
、公表されている手法を基に試行錯誤を重ね、物質の種類や加工方
法を取得したとの見方も示した。
生物兵器に詳しい米国の国立研究機関の研究者も「胞子を空中に
漂いやすく加工するのは非常に難しい。生物学者だけではできない
はずで、微粒子に関する物理に詳しい学者やエンジニアが欠かせな
いはずだ」と指摘している。
(了) 011029 2330
[2001-10-29-23:31]