投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 27 日 11:37:51:
【カイロ小倉孝保】
イランのラフサンジャニ最高評議会議長(前大統領)は26日、テヘラン大学での金曜礼拝で演説し、「イラン・イラク戦争で米国はイラクに炭疽菌を提供し、そのことで代償を支払わされることになった」と述べ、米国の炭疽菌事件にイラクが関与しているとの見方を示した。
ラフサンジャニ議長は「炭疽菌は通常兵器ではないのに、米国はイラクにそれを提供した。そして、今、米国自身が送った炭疽菌が米国を襲っている」と語った。
イラン・イラク戦争(80〜88年)当時、米国はイラクを支持し、生物化学兵器を作るための原材料を提供していたといわれる。イラク政府は米国での炭疽菌事件について、関係を否定している。