投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 27 日 11:35:51:
【ワシントン26日=坂元隆】
米AP通信が26日、ウサマ・ビンラーディンの親族関係者の話として伝えたところによると、ビンラーディン一家は軍需産業と関係の深い米投資会社カーライル・グループに行っていた202万ドル(約2億4600万円)相当の投資を引き揚げることをこのほど決めた。
サウジアラビアを本拠地に中東有数の建設会社を経営するビンラーディン一家は、米国を含む世界の大企業に幅広く投資している。
一家は、同時テロ以前からサウジアラビアを追放されていたウサマ・ビンラーディンとは既に絶縁していると表明しているが、カーライルは米軍需・航空業界に資金を提供しているため、「テロ首謀者を生み出した一家が、米国の反テロ軍事行動の結果、利益を得ることになっても良いのか」と、サウジアラビア国内でも批判の声があがっていた。
カーライルは、カールーチ元国防長官を会長とし、顧問にはブッシュ元大統領も名前を連ねるなど米政権と太いパイプを持っている。
(10月27日11:00)