反タリバーン工作の元司令官拘束され射殺 米に痛手〔朝日新聞〕

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投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 26 日 22:48:35:

回答先: タリバン、ハク元司令官を射殺…AFP、AP電〔読売新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 26 日 22:37:12:

米国の支援を受けて反タリバーン工作を進めていたパシュトゥン人の有力指導者アブドゥル・ハク氏(43)が26日、アフガニスタンの首都カブールの南方ロガール州でタリバーン側に拘束され、銃殺された。射殺命令は、カンダハルの聖職者らが出したファトワ(宗教的見解)に基づき、タリバーンの最高指導者オマール師が出したもの。処刑の罪状は、国家に対する反逆の罪とスパイ罪だという。
アフガン・イスラム通信(AIP)が伝えた。拘束後、米軍はヘリコプターからの爆撃で脱出を支援したが失敗した。新政権の樹立を念頭に米国が後押しするタリバーンの分裂工作は、大きくつまずいた。
ハク氏は旧ソ連と戦ったムジャヒディン(イスラム戦士)の司令官で、英語がうまく欧米記者の間で有名だった。アラブ首長国連邦でビジネスを手がけていたが今月初め、反タリバーン勢力の結集のためにパキスタン北西部のペシャワルに戻っていた。カブールを中心に部族指導者らと人脈を持ち、タリバーンの主体パシュトゥン人であることから、内部分裂を誘う工作の成否を握る人物として注目されていた。
朝日新聞の取材に対し、アフガン入りの時期を見極めていると語っていたが、50人を引き連れて4〜5日前、アフガンへ潜入した。その直後からタリバーンは一行を追跡して包囲。米軍は26日未明、包囲網を解くためヘリコプターから銃撃を加えたほか空爆したが、タリバーン側がハク氏の身柄拘束に成功した。
ハク氏の兄は、同氏がザヒル・シャー元国王の個人使節としてアフガン入りしていたと説明、釈放を求めている。
(21:58)

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