投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 26 日 22:07:13:
10/26 20:54 和平寸前で元国防相暗殺 ビンラディン氏が指令 外信134
【ローマ26日共同】アフガニスタンの反タリバン勢力「北部同
盟」指導者マスード元国防相の暗殺は、タリバンと同盟の和平が成
立寸前で、合意すれば同国にいられなくなると感じたウサマ・ビン
ラディン氏が指令した―。
同国ジャララバードのパシュトゥン人指導者で和平を仲介したア
ミン・ワカド氏(54)が、二十六日発売のイタリアの週刊誌パノ
ラマとのインタビューでこんな「真相」を明らかにした。
それによると、和平工作は四月中旬開始。ワカド氏はタリバン穏
健派のムタワキル外相に会い、三日後には和平構想に対する最高指
導者オマル師の了承が出た。ワカド氏はさらにイランでヘクマティ
アル・アフガン前首相、タジキスタンで北部同盟のラバニ大統領、
パキスタンで外務省幹部と会い、最後にマスード元国防相の合意を
取り付けた。
九月初めには仲介を終え、カブール、イスラマバードで会議を開
くばかりだった。しかし、これを知ったビンラディン氏が元国防相
殺害を決断。記者とカメラマンになりすましたアラブ義勇兵二人を
インタビューに派遣、九月九日に爆殺したという。この二日後に米
中枢同時テロが起きた。
(了) 011026 2053
[2001-10-26-20:54]