投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 26 日 22:04:24:
10/25 23:38 空爆に北部同盟外相が懸念 外信171#01
【ジャボルサラジ(アフガニスタン北部)25日共同】アフガニ
スタンの反タリバン勢力、北部同盟のアブドラ外相は二十五日、米
軍による首都カブールなどタリバン支配地域への空爆で民間人の死
傷者が増えていることについて、懸念を表明した。
アフガン北部の北部同盟拠点ジャボルサラジでの記者会見で述べ
た。首都近郊の同盟側の前線司令官も二十五日、米軍の空爆が「的
を射ていない」と述べ、不満を表明しており、子供や女性を含む民
間人の犠牲者、避難民の増大で、北部同盟側の米軍事作戦に対する
姿勢に微妙な変化が生じてきた可能性がある。
外相は、タリバン側が発表している民間人の死傷者数については
「プロパガンダだ」と指摘し、誇張された数字だとの認識を示しな
がらも、相当数の死傷者が出ているとの見解を表明。さらに「今後
の状況に影響を与えることもあり得る」と述べ、米側の空爆に配慮
を求めた。
(了) 011025 2337
[2001-10-25-23:38]