投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 24 日 14:02:07:
【ワシントン23日=林路郎】
米統合参謀本部のスタッフルビーム作戦副部長は23日、国防総省で会見し、米英軍のこれまでの空爆により、「アフガニスタン全土をカバーしていたタリバンの指揮・指令能力は壊滅した」と言明した。
同副部長は同時に、〈1〉タリバンの対空攻撃能力がほぼゼロに近づいている〈2〉ウサマ・ビンラーディンのテロ組織「アル・カーイダ」がアフガン国内に持っているテロリスト訓練キャンプも分かっている限りはすべて破壊した――と述べ、空爆の戦果を強調した。
同副部長は、破壊された「指揮・指令系統」について、軍事関連施設だけでなく、タリバン部隊が移動に使用する道路も含むと説明した。
一方、米軍は、反タリバン勢力「北部同盟」とタリバンが交戦している首都カブール北方、北部要衝マザリシャリフ周辺で重点的に空爆を続行。22日は、戦闘・爆撃機に加え、低空から対地攻撃を行うAC130機など計80機を投入した。
同副部長はまた、今月7日からの空爆で投下されたミサイルと爆弾の数が少なくとも3000発に達していることも明らかにした。
(10月24日12:57)