投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 23 日 18:54:43:
イスラエル軍は22日夜、米国が求めたパレスチナ自治区からの即時撤退について、「過激派からのテロ攻撃の脅威があるかぎり、現在の軍の配置を続ける」と拒否する意向を表明した。イスラエル軍放送が報じた。同日夕、シャロン首相もリクードの会合で、「テロの完全停止とテロ集団の解体、観光相暗殺犯の引き渡しでは妥協はない」と強調した。
イスラエル軍は22日午後もヨルダン川西岸への攻撃を強め、西岸北部のトルカレム自治区の難民キャンプに戦車による機関銃攻撃を加え、自宅にいた65歳の民間人の男性が死亡、12歳と16歳の2人の娘が負傷した。またナブルス自治区ではイスラエルに指名手配されていたイスラム過激派の活動家の車が走行中に爆発し、活動家は死亡、同乗の3人が負傷した。自治政府はイスラエル軍の暗殺作戦としている。
ベツレヘムでも午後に市内のアーイダ難民キャンプなどで激しい戦闘が始まり、自治政府筋によるとフランシスコ会小児病院が戦車の砲撃を受けたという。
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