投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 23 日 11:14:10:
【ロンドン支局22日】
英日曜紙サンデー・タイムズ(21日付)は、米連邦捜査局(FBI)が英防諜(ぼうちょう)機関MI5に伝えた調査結果として、米同時テロ事件でピッツバーグ郊外に墜落したユナイテッド航空93便のハイジャック犯は、原発突入を狙っていた可能性がある、と報じた。
93便の飛行ルートを解析した結果、同便はワシントンから約320キロ地点で乗っ取られたと見られ、その後鋭角な方向転換を数回繰り返し、急降下した。急降下開始地点からワシントンの間にはスリーマイル島原発など3原発があり、墜落しなければ、この3原発の真上を通過するはずだったという。
また、米治安当局によると、ハイジャック犯とその一味は、テロ事件の数か月前から、1979年に放射能漏れ事故を起こした同原発を監視対象としていた。FBIはハイジャック犯による原発突入計画の可能性を重視、英仏など欧州諸国に調査結果を伝えたという。
事件直後、同便はホワイトハウスや連邦議会議事堂、キャンプデービッド山荘への突入を狙っていたと見られていた。
(10月22日22:31)