投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 22 日 18:24:10:
10/22 15:55 米議会で責任追及の動き テロ防止失敗のCIAに 外信43
【ニューヨーク22日共同】二十二日付の米紙ニューヨーク・タ
イムズは、米中枢同時テロを予測・防止できなかった米中央情報局
(CIA)や連邦捜査局(FBI)など情報・捜査当局の責任を追
及する動きが米議会で加速していると報じた。
マケイン上院議員(共和党)は二十一日、米NBCテレビに出演
し「過去に立ち戻り、何が起きたかを検証しなければならない」と
指摘、既に下院で設置が提案されている特別委員会をCIAなどへ
の査問の場にすべきだと強調した。
主宰者や構成などは不明だが、同紙によると、CIAとFBIが
情報を共有していたかや、CIA職員や通訳の不足がどのような障
害を招いたのかなどが調査対象になるという。
同議員は「過ちを繰り返さず、情報機関を再構築するためだ」と
、特定の個人の責任追及が目的ではないとも強調した。
また、リーバーマン上院議員(民主党)は一九四一年の真珠湾攻
撃の後にルーズベルト大統領(当時)が連邦最高裁判事をトップと
する調査委員会を設けたことを引き合いに、「ブッシュ大統領が早
急に同様の措置を取ることを期待している」と述べた。
(了) 011022 1555
[2001-10-22-15:55]