タリバン政権内で厚い信頼 キルギス日本人拉致事件の司令官

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投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 22 日 18:23:38:

10/22 15:54 タリバン政権内で厚い信頼 キルギス事件の司令官  外信49

 【ジャボルサラジ(アフガニスタン北部)22日共同】キルギス
の日本人技師拉致(らち)事件の首謀者はオマル師の厚い信頼を得
ている―。アフガニスタンの反タリバン勢力「北部同盟」関係者ら
は二十二日、ウズベキスタン出身のナマンゴニ野戦司令官がタリバ
ン政権内で重用されている実態を明らかにした。        
 タリバン政権は最近、ウサマ・ビンラディン氏を事実上の国防相
に、ナマンゴニ司令官をその次官に任命。外国人二人を軍最高位に
配置した背景には「ウズベクなど将来の中央アジア進出が狙い」(
同盟幹部)とも指摘されており、タリバンの゛シルクロード覇権構
想″が鮮明になってきた。                  
 一九九九年八月、キルギス南部で日本人四人を拉致したイスラム
武装勢力を率いた同司令官は事件後、アフガンに退却。その後キル
ギス、ウズベク再侵入の機会を狙っていたが、同盟幹部は「今年に
なって完全にアフガンに拠点を定め、現在、ウズベクと国境を接す
るマザリシャリフでタリバン軍を指揮している」と明かす。   
 出身地ウズベク東部フェルガナ盆地への原理主義国家建設の野望
を抱く同司令官は、九六年に首都カブールを制圧したタリバンに接
近、指導者オマル師の信頼を得た。中央アジアへの勢力拡大を図る
タリバンと、富豪ビンラディン氏を保護下に置くタリバンの資金力
に着目した同司令官の利害が一致した形だ。          
 アフガン戦況の天王山ともいえるマザリシャリフ攻防戦が激化す
る中、タリバン政権を支援してきたパキスタンの軍情報機関、三軍
統合情報部(ISI)との関係も深いとされるナマンゴニ司令官の
動向が注目される。                     
(了)  011022 1554              
[2001-10-22-15:54]

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