投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 22 日 18:21:57:
10/22 10:16 アルカイダの中枢は混乱 脱走の操縦士が米誌に 外信24
【ニューヨーク21日共同】「金持ちで、アフガニスタン人を見
下していた(テロ組織の)アルカイダの中枢は米軍による空爆後、
すっかり混乱している」。二十二日発売の米誌ニューズウィークは
、このほどアフガニスタンからパキスタンに脱走したタリバンのヘ
リコプター操縦士とのインタビュー記事を掲載した。
三十代のムハマド氏(仮名)の任務は、オマル師らタリバン指導
者とアラブ人ら外国のテロリストをヘリでタリバンの拠点カンダハ
ルへ搬送することだった。彼らと言葉を交わすことは許されなかっ
たが、特にカブールに邸宅を構え、カンダハルに事務所を持つ金持
ちのアラブ人らはアフガン人を見下していたという。
カンダハルのウサマ・ビンラディン氏の住居を訪れたのは約七カ
月前。壁の修理を手伝うためだが、三カ所のチェックポイントを通
過すると「ものすごく多くのボディーガードに囲まれた」ビンラデ
ィン氏が息子の結婚式を主催していた。この時、招待客はテロ施設
や暗殺の方法などについて話していたという。
月給三十ドルでは生活できず、アルバイトで生計を立てていたム
ハマド氏。米軍の攻撃が迫ると七十八歳の祖母を含め一家九人でパ
キスタンに脱出した。
(了) 011022 1015
[2001-10-22-10:16]