投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 08 日 14:42:16:
10/08 08:39 首相が訪中に出発 米英軍攻撃に理解促す 政治13
共同
小泉純一郎首相は八日朝、羽田空港発の政府専用機で、日帰りの
中国訪問に出発した。
首相は同日午後、北京で江沢民国家主席、朱鎔基首相と会談、米
中枢同時テロを受けた同日未明の米英軍によるアフガニスタン攻撃
や、米軍などを支援するための自衛隊の海外派遣、靖国神社参拝問
題などについて意見交換する。
首相は日中関係冷却化の原因となった自らの靖国神社参拝につい
て、戦争犠牲者を悼み、不戦の誓いを新たにするためのものだと伝
え、理解を得たい考え。
同時に八日朝の電話会談でブッシュ米大統領から「中国との前向
きな関係を築いていきたい、と伝えてほしい」と要請されたことな
どを説明し、米軍などの軍事作戦に理解を促す。
小泉首相は臨時国会に提出しているテロ対策特別措置法案につい
て、テロ撲滅に向けた国際社会の取り組みへの協力であり、軍事大
国化を意図したものでない、と強調する。
首相は会談に先立って、日中戦争の発火点となった北京郊外の盧
溝橋などを訪問する。
首相は米英軍のアフガニスタン攻撃が始まったことから出発を一
時間遅らせ、帰国も二時間ほど早める。
(了) 011008 0838
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