投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 21 日 23:06:43:
【テヘラン21日=共同】
二十一日付のイラン紙エンテハーブによると、アフガニスタンのタリバン政権の情報機関当局者は同紙の電話取材に対し、米軍機の脅威となり得るタリバン側の携帯型地対空ミサイル、スティンガーを「五百基保有している」と語った。
同氏は「タリバン独自に二百基を配備しているほか(イラン亡命中のイスラム党党首)ヘクマティアル前首相からも供与を受けた」とし「前首相配下の軍指揮官は全員タリバンと共闘している」ことも明らかにした。
米国支持を表明したパキスタンのムシャラフ大統領については「敵であり適切な時期に必要な行動を取る」と暗殺決行などの可能性を示唆した。
またタリバンの最高指導者オマル師については「健在で士気もおう盛だ」と強調。ウサマ・ビンラーディン氏の所在については「電話のない場所にいるため直接接触していない」と述べ、山岳地帯などに身を隠していることをほのめかした。
米国で発生している炭疽菌事件とタリバンの関連についての質問には「オマル師とビンラーディン氏は米国以外の国を攻撃しないことで合意した。われわれが攻撃するのは侵攻してきた米軍だけだ」と答えるにとどめたが、同時に「すべてはオマル師の決断による」とも語った。