投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 21 日 20:13:35:
10/21 16:51 76%が米同時テロ非難 イランで初の世論調査 外信47
【テヘラン21日共同】イランの国立世論調査研究所が最近行っ
た世論調査で、テヘラン市民の76・2%が九月の米中枢同時テロ
を「間違った行為」と非難し、半数近くが米軍の報復攻撃が続くア
フガニスタン情勢には中立を貫くべきだと考えていることが分かっ
た。二十一日付の同国紙ノールーズなどが報じた。
同時テロ発生後、イランの公的機関が事件について世論調査を実
施したのは初めて。イスラム体制下にある同国市民も大半がテロを
非難し、同時に革命やイラン・イラク戦争を通じた苦しい経験から
隣国の紛争に巻き込まれることを避けたい国民の心理も浮き彫りに
なった。
調査では、同時テロについて「正しい行動」と答えた人は11・
8%にとどまった。また、米軍のタリバン攻撃に対して「イラン政
府は中立を貫くべきだ」と答えた人は47・6%に上った。攻撃に
反対する人は38・7%で「米軍の作戦を支援すべきだ」との回答
者は7・7%だった。
調査は今月十日から十二日にかけて、市民千三百二十人を対象に
行われた。
(了) 011021 1650
[2001-10-21-16:51]