投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 21 日 11:05:24:
【ロンドン21日=共同】
二十一日付の英国日曜紙オブザーバーは、イスラマバードの軍事筋の情報として、アフガニスタン南部のカンダハル近郊を奇襲した米軍特殊部隊との戦闘でタリバン政権軍の兵士約二十人が死亡したと報じた。
同紙によると、落下傘で降下した百人以上の特殊部隊員がカンダハルの北西約八キロの丘にあるババサヒブ村などを奇襲し、地方空港付近の弾薬庫を爆破、タリバンの司令部を破壊した。二、三時間後、隊員が障害物などを除去した滑走路にヘリコプター五機が着陸、隊員を無事撤退させた。
同村には、タリバンの最高指導者オマル師が最近、建てた家があるが、攻撃当時、オマル師の姿はなかったという。
攻撃の前にカンダハルの上空を米軍機四機が低く旋回、地元のラジオ放送に割って入り、パシュトゥー語で「おまえたちの支援するテロリストが米国の航空機を乗っ取った瞬間、おまえたちは自分で自分に死刑判決を下した」と威嚇する放送を流したという。