投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 20 日 20:23:03:
10/20 15:54 サリン事件特集を発見 米同時テロの関係先 炭疽菌 外信82
【ニューヨーク20日共同】米中枢同時テロ実行犯の関係者二人
が住んでいたニューヨーク近郊のアパートから二十日までに、東京
の地下鉄サリン事件などを特集した米誌が発見され、米連邦捜査局
(FBI)は同時テロと炭疽(たんそ)菌の両事件を結ぶ重要な手
掛かりとして、関連を追及していく方針を固めた。
AP通信などによると、二人はテロ事件当日の九月十一日、ニュ
ージャージー州からテキサス州行きの航空機に乗ったが、事件が起
きたためミズーリ州の空港に着陸。翌十二日にテキサス州内の列車
の中で、ナイフの不法所持などの容疑で逮捕された。
二人は事件直前までニュージャージー州ジャージーシティーのア
パートを借りており、部屋には世界貿易センタービル北棟に突入し
たアメリカン航空機を操縦したとみられるモハメド・アッタ容疑者
らも出入りしていたという。
アパートで発見されたのは、一九九五年三月に起きたサリン事件
を特集した米誌タイムと、米国の感染症対策を詳しく紹介したUS
ニューズ・アンド・ワールド・リポートなど。
FBIはこれまで二人についてテロ事件との関連捜査を進めてき
たが、炭疽菌事件が急速に拡大、NBCテレビの著名キャスターら
に送り付けられた炭疽菌入りの封書もニュージャージー州内で投か
んされたことが判明したため、「これまでの押収品を炭疽菌事件と
の関連であらためて分析する」(広報官)という。
(了) 011020 1554
[2001-10-20-15:54]