投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 20 日 20:20:22:
10/20 09:06 ソ連スパイが極秘回顧録 英国図書館地下室に封印 外信40
【ロンドン20日共同】第二次大戦中に当時のソ連のスパイをし
、戦後その事実発覚後もエリザベス女王の絵画鑑定顧問の座に十五
年間もいたことで知られる故アントニー・ブラント卿が、極秘の回
顧録を残し、それがロンドンのブリティッシュ・ライブラリー(英
国図書館)の地下室に眠っていることが分かった。
二十日付英紙タイムズが特ダネとして報じたところによると、回
顧録の中身は「地位の高い人々の子孫への迷惑」を考慮してブラン
ト卿の死後三十年にあたる二○一三年まで封印が続くという。
ブラント卿は戦前ケンブリッジ大学を卒業した五人組(ケンブリ
ッジ・リング)のKGBスパイ団の一人で、同大教授も務めた。
一九六四年に免責を条件にスパイ歴を自白。その後は女王顧問と
なり、七九年に暴露本が出版されサッチャー首相が事実を認めた後
はスイスに亡命した。同紙によると、回顧録は八三年に死去するま
での四年間に執筆された。
(了) 011020 0905
[2001-10-20-09:06]