投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 20 日 13:00:22:
回答先: 米特殊部隊、アフガン地上戦に突入〔日本経済新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 20 日 12:58:43:
アフガニスタンへの地上作戦を開始した米軍は20日未明(現地時間)、100人規模の特殊部隊が同国南部カンダハル近郊を奇襲し、タリバーン部隊と交戦した模様だ。米メディアが国防総省当局者の話として一斉に報じた。アフガニスタンでの米軍部隊の交戦が伝えられたのは初めて。作戦は約2時間続き、米東部時間19日午後9時(日本時間20日午前10時)、参加したヘリはすべて無事帰還したという。国防総省当局者は「最初の作戦は終了した」と述べた。
米高官らによると、約100人規模の陸軍特殊部隊のレンジャー部隊が同日、数時間にわたってアフガニスタン南部のカンダハル近郊を攻撃し、タリバーン部隊と交戦したという。カンダハルはタリバーンの拠点で、攻撃目標は空港という情報もある。
アラビア海に展開する空母キティホークからヘリで飛び立ち、タリバーン部隊などを急襲して数時間後には退却する「ヒット・エンド・ラン」方式で攻撃したという。
国防総省当局者によると、今回の急襲の目的は心理作戦にあり、空港を襲うことで、主要な空港の一つも支配できないということをタリバーン側に示すためだという。
米CNNは、国防総省当局者の話として、低空飛行で連続機銃掃射ができる対地攻撃機AC130が地上作戦を支援したという。米政府高官は、「作戦は重要な新局面に入った。控えめな規模だが、作戦の意義は小さくない」と語った。国防総省当局者は「最初の作戦は終了した」と述べた。
米軍は19日も、カンダハルや首都カブール近郊などへの空爆を続行している。特殊部隊は艦載機などと緊密な連絡をとりながら作戦を敢行していると見られる。米軍は、南部のパシュトゥン人勢力を反タリバーンに結集しようとする米中央情報局(CIA)の工作を支援するため、特殊部隊を南部に投入していた。
これに先立ち、ラムズフェルド米国防長官は19日、特殊部隊が投入されたとの報道について、「いかなる地上軍も安全ではない」と述べた。また、反タリバーン勢力の北部同盟に対し、武器などを供与していることを初めて認めた。
反タリバーン勢力との連携については、同長官は「特に北部で空と地上の連携は順調」としたうえで、北部同盟の進軍が米軍による航空支援を受けていると指摘。食料や資金も提供していることを明らかにした。
これに対し、南部のパシュトゥン族などとは「北との連携ほどではない」と述べた。(11:32)