投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 20 日 11:23:01:
回答先: イスラエル軍〜自治区に大規模侵攻〜ベツレヘムとベイトジャラ 多数の戦車投入〔東京新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 20 日 11:19:25:
イスラエル軍が19日に侵攻したパレスチナ自治区ベツレヘムとその周辺では終日戦闘が続き、巻き添えになった女性を含む3人が死亡した。エルサレムのキリスト教各派の司教や教会長は同日、キリスト生誕の地への軍事侵攻を非難し、国際社会に和平交渉再開に向けた介入を求める緊急声明を出した。
この日は、ガザや西岸の他地域でも衝突が続き、ガザでイスラエル戦車の砲弾の破片で13歳の少年が死亡するなど3人が犠牲になった。
イスラエル軍はベツレヘム市北部を占拠している。自治政府筋によると、19日夕、市中心部に近いアルサッフ地区への砲撃が始まった。エルサレムの教会代表者らの声明は、「イスラエル軍の自治区への侵攻によって、占拠地域には外出禁止令が敷かれ、銃撃が広がっている」と訴えている。
イスラエル軍はベツレヘム周辺への軍事行動はエルサレム南郊ギロへの銃撃、迫撃砲攻撃を止めるためとし、「民間人、国際機関施設及び聖地に危害を与えることはできる限り避ける」との声明を出した。しかし、19日もギロへの攻撃は続き、事態は悪化している。
イスラエルは自治政府に観光相暗殺犯の引き渡しと過激派組織の非合法化を求め、応じなければ大規模な軍事行動に出る構えだ。これに対し、自治政府は19日に「イスラエルが再占領や暗殺作戦を続ける限り、パレスチナ武装組織の違法行為は自治政府だけの責任ではない」との声明を出し、イスラエルの「最後通告」に対抗する姿勢を見せている。(11:06)