投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 20 日 10:46:01:
アフガニスタンを実効支配しているタリバン政権のザイーフ・駐パキスタン大使は、タリバンの防衛網が壊滅したとする米国側の報道を否定した。
同大使は記者会見で、米国が主導している対アフガン空爆について、「民間人が標的の大半となっており、罪のない人々が傷ついている」と述べたうえで、「タリバンの戦闘能力が壊滅したというのは誤報だ。多少の犠牲者は出たが、なお強力だ」と述べた。
さらに、タリバンのウサマ・ビンラディン氏への対応に変化はないと述べた。
ザイーフ大使は「ウサマ(・ビンラディン氏)に関して変化はない。これはわれわれの信義にかかわる問題だ」と述べた。
ザイーフ大使は1週間にわたり本国に帰国していたが、19日イスラマバードに戻り、アフガン問題の解決策についてパキスタン政府と協議すると述べた。