投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 18 日 20:34:32:
回答先: 義勇兵派遣で合意 パキスタンの聖職者協会 とタリバン 投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 18 日 20:24:08:
10/18 16:43 タリバンが聖戦兵募る 指揮系統は寸断か 外信106
【イスラマバード18日共同】米軍などの対アフガニスタン空爆
で兵力弱体化も伝えられるタリバン政権は、予想される米地上作戦
部隊の投入に備え、最高指導者オマル師らの「聖戦」呼び掛けで結
束を図る一方、三万人規模の志願兵を募っている。
十八日付のパキスタン英字紙フロンティア・ポストによると、オ
マル師はウサマ・ビンラディン氏とともにテロ組織アルカイダのア
ラブ人部隊に守られながら秘密の場所に潜伏。タリバン部隊との指
揮・命令系統は途切れた状態だとしており、オマル師の指令がどこ
まで通じているかは疑問だ。
タリバンは、米国のウズベキスタンへの山岳師団派遣を受けて、
先に同国との国境周辺に兵力八千人を増派。さらに数日以内にも地
上作戦が開始されるとの見通しから、情報機関員らが北部マザリシ
ャリフ周辺で志願兵を募っている。
またパキスタンとの国境地帯では、イスラム急進派団体の聖戦呼
び掛けに応じ、タリバンを構成する同じ民族のパシュトゥン人約八
千人の若者が聖戦に参加することになったという。
パキスタン軍関係筋は「志願兵は難民も含め、全土で最終的に二
、三万人に膨れ上がるのではないか」と推定している。
オマル師は十七日、「死を恐れるな」との殉教指令を出し、部隊
の士気を鼓舞。一方で各司令官に「前進、後退などは自身で決定せ
よ」との声明を出したとされ、空爆で指導部からの軍事連絡網が寸
断されている可能性をうかがわせた。
(了) 011018 1643
[2001-10-18-16:43]