投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 18 日 20:18:48:
10/17 18:38 「兵士は死を恐れるな」 オマル師、結束訴える 外信131
【イスラマバード17日共同】アフガン・イスラム通信が伝えた
ところによると、アフガニスタン・タリバン政権の最高指導者オマ
ル師は十七日午前十一時(日本時間午後三時半)ごろ、無線を通じ
て演説、各部隊司令官に対し、米軍との戦いで「死を恐れてはなら
ない」と徹底抗戦を指令した。
この日の指令は、連日の空爆に加え、米軍の地上部隊の投入が近
いとされる中、戦いで動揺しないようタリバンの結束を強く訴えた
ものとみられる。
オマル師は演説で「タリバンの人間は忍耐強く、不動の精神を持
っている。異教徒たち(米軍)は必ず打ち負かされ、われわれの前
にひざまずく」と強調した。
また「苦しみは試練である」として追い詰められた状況を示唆し
ながらも、「人間は死ぬ運命にある。恐れてはならない。これは異
教徒に対する聖戦だ。きょう死のうが、あす死のうが変わりはない
。異教徒に頭を下げるようなことはできない。神が勝利を与えてく
れる」と結んだ。
(了) 011017 1838
[2001-10-17-18:38]