投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 18 日 11:56:28:
米防衛機器大手のレイセオンが発表した第3・四半期決算は、特別項目計上後の純損益が、赤字に転落した。
同社は、米軍のアフガニスタン空爆でも使用されたトマホークミサイルなどを製造しており、防衛関連は好調だったものの、商業用航空機事業が低迷した。
第3・四半期決算は、特別項目計上前のベースでも、営業利益が10%減少し、市場の事前予想を下回った。
特別項目計上後の純損失は2億8500万ドル、1株損失は79セント。前年同期は、1億0500万ドルの純利益を計上、1株利益は31セントだった。
子会社のレイセオン・エアクラフトは、9月11日の米同時多発テロで商業用航空機市場が打撃を受けたことを背景に、17日朝に特別損失の計上を発表したが、特別項目には、この損失も含まれている。
特別項目計上前の営業利益は、1株当たり35セント。前年同期は、39セントだった。
調査会社トムソン・ファイナンシャル/ファースト・コールがまとめたアナリスト予想によると、1株当たりの営業利益は、42セントが予想されていた。予想レンジは、37〜44セントだった。