投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 17 日 20:24:19:
回答先: パレスチナ過激派組織、イスラエル観光相に対する銃撃認める[ベイルート17日ロイター] 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 17 日 20:13:07:
【エルサレム17日=当間敏雄】
イスラエルのレハバム・ゼエビ観光相(75)が17日朝、エルサレムのホテルで頭などを銃で撃たれて死亡した。パレスチナ解放人民戦線(PFLP)が、イスラエル軍によるムスタファPFLP議長暗殺(今年8月)などへの報復だとする犯行声明を出した。観光相は対パレスチナ強硬論を唱える極右政治家。アラブ勢力による閣僚暗殺は1948年のイスラエル建国以来初めてで、パレスチナ情勢収拾への深刻な打撃となるのは確実だ。
イスラエル政府報道官は「パレスチナ自治政府はテロ阻止に何もしていない」と批判。シャロン首相は安全保障閣議を緊急招集した。ペレス外相はアラファト自治政府議長が真剣な対応を取らない限り、「すべてに火が着く」と警告した。
警察によると、観光相は朝食を終えてホテル8階の自室に戻る途中、廊下で頭や首に計3発の銃弾を受けた。犯人は逃走した。
軍出身のゼエビ観光相はパレスチナ人放逐などを主張する極右政党「国家統一党」の代表。シャロン首相がヨルダン川西岸ヘブロンの自治区からの軍撤退などを決めたことに抗議して15日に辞表を提出、17日午後に辞任が確定することになっていた。
犯行声明を出したPFLPは、パレスチナ解放機構(PLO)内で主流派ファタハに次ぐ第2勢力で、和平に反対する反主流派の筆頭。8月27日、ムスタファ議長が軍武装ヘリの攻撃で暗殺されていた。
(10月17日19:48)