投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 17 日 19:21:28:
10/17 08:34 タリバン後政権で日米協議 政府間で非公式に 外信32
【ワシントン16日共同】柳井俊二駐米大使は十六日の記者会見
で、米軍のアフガニスタン攻撃に関連し、タリバン政権後の新政権
樹立に向け、日米両政府間で非公式な協議を始めたことを明らかに
した。
同時に「新政府は民主的プロセスで決まる必要がある。アフガン
は人種的にも複雑な構成で、広い基礎の上に立った政権であるべき
だ」と指摘。新政権では「穏健な人たち、建設的に参加する人たち
は当然すべて含まれるべきだ」と述べ、タリバン穏健派も加えるの
が望ましいとの考えを示した。
大使は「日本はアフガンに経済協力をしてきており、マイナスの
歴史的な負担もないので、政治的な和解のための協力もできる。復
興のための協力もわが国として得意な分野だ」と強調。カンボジア
和平の際「パリ会議」の停戦合意を受け国連平和維持活動(PKO
)に進んだ経緯を踏まえ、米国や関係国、国連と連携しながら、当
事者同士の協議が調うよう支援していく方針を示した。
大使によると、政府間の協議は国務省と在米日本大使館、外務省
と在日米大使館の双方で進めている。
(了) 011017 0833
[2001-10-17-08:34]