投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 17 日 19:19:41:
10/17 08:05 穏健派外相の亡命説を否定 タリバン政権大使 外信10
【イスラマバード16日共同】アフガン・イスラム通信によると
、タリバン政権のザイーフ駐パキスタン大使は十六日、同通信に対
し、タリバン内の穏健派とみられているムタワキル外相のパキスタ
ン亡命説について、「タリバン内部に亀裂を生むためにつくられた
話だ。外相はアフガニスタンを離れていない」と述べ、全面否定し
た。
大使は「政権内の序列に何ら変化はない。全員が(最高指導者の
)オマル師に従っている」と、タリバンの結束を強調。オマル師の
現況に関しても「生きており、米軍の攻撃による被害は全くない」
と述べた。
また、「ウサマ・ビンラディン氏に関するわれわれの姿勢に何ら
変化はない」として、同氏を米国に引き渡す考えはないことをあら
ためて確認した。
一方、AC130攻撃機を新たに投入し、低空から実施された米
軍の空爆により、カンダハルで十五日夜から十六日までの間に十五
人が死亡したことを明らかにした。
大使は現在、アフガニスタン南西部のヘルマンド州に滞在中。
(了) 011017 0805
[2001-10-17-08:05]