投稿者 噂の感想 日時 2001 年 10 月 16 日 02:00:45:
パキスタン政府、自衛隊入国認めず?
民主党代議士に首脳が見解
米英軍のアフガニスタン空爆を受け、自衛隊の海外派遣を可能にするテロ対策特措法が国会で審議中だが、何と、派遣先で有力なパキスタン政府が「自衛隊入国を認めない」との見解を示していることが分かった。
このほど同国から帰国した民主党の首藤信彦衆院議員は「現地情勢を無視した議論はヤメた方がいい」と言う。
首藤氏と会談したカムラン・ニアズ外務次官補が「(わが国は主権国家であり)外国軍隊の上陸は認めない。日本には紛争終了後、農業や土地の改良、水の確保など人道・経済面で活躍してほしい」とし、米軍支援の自衛隊入国を認めない方針を明らかにしたのだ。
審議中の法案は、相手国の同意がない限り自衛隊を派遣できないが、パキスタンでの難民支援や医療活動、武器輸送は実質的に不可能となる。
将来のアフガン政権の展望も注目だ。「次官補は『アル・カイーダは消滅すべきだが、タリバンは消滅させるべきではない。ラディンやオマル師を排除し、穏健派の人物を立てるべき。アフガンはパシュトゥン族が中心でなければ治められない。(他民族が多い)北部同盟では無理』と言っていた」(首藤氏)
首藤氏は「テロ撲滅に日本が協力するのは当然だが、この法案は成立しても実行は難しい。小泉純一郎首相も分かっていて、ブッシュ米大統領に向けてのパフォーマンスで成立させる気ではないか」と話している。
ZAKZAK 2001/10/15