投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 15 日 21:36:10:
【ロンドン15日=高坂哲郎】
ウサマ・ビンラディン氏の率いるテロ組織「アルカイダ」が、有毒な放射性物質を通常火薬で爆破させることで周辺地域を汚染する「放射性物質爆弾」の入手を目指している可能性が新たに出てきた。
14日付の英サンデー・タイムズ紙によると、ビンラディン氏がことし春、中東諸国と取引関係を持つブルガリアのビジネスマンに放射性物質を入手する計画を持ちかけたという。原発から出た放射性廃棄物を買うために環境関連の企業を設立するという計画で、ビンラディン氏側は企業設立に必要な20万ドル(約2400万円)の提供も申し出たという。ウランやプルトニウムなどを使って核爆発を起こさなくても、それらを単に爆破すれば放射性物質がちり状に飛散して広範囲を長期間にわたって汚染することができる。こうしたタイプの爆弾はしばしば「汚い核爆弾」とも呼ばれる。