投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 15 日 16:30:35:
以前に★阿修羅♪空耳などでもご紹介があったと思いますが、
「国際戦略コラム」MLというところ、いつも読んでます。
ちょっと、ひにちが遅れましたが、、、(^-^;
YS/2001.10.09
■1988年 テキサス
ひとりの人物がテキサスで軽飛行機事故で死んである。彼の名
は、サレム・ビンラディン氏、ウサマ・ビンラディン容疑者の長
兄にあたる人物である。サレム氏は、サウジの裕福な事業家だっ
た父の後を継ぎ、アメリカでのビジネスを任されていた。
この事故は、その後いくつかの憶測を呼び起こすことになる。
つまり、彼が厄介な目撃者として排除されたとの見方である。少
なくともビンラディン一族は、固くそう信じているようである。
もうひとりの主人公がいる。彼は、1968年5月、エール大
学歴史学部を卒業し、父親の元パートナーのもとで働くなどした
後、1973年にハーバード大ビジネス・スクールに入学する。
ここで経営を学び、1975年に経営学修士号を取得し、石油事
業を試みることになる。また、鉱業権や鉱区使用権の取引や、採
掘プロジェクトへの投資を行っていた。
彼は、アルブスト・エナジーという会社を設立したが、経営難
に陥り、1984年、別の中小石油探査会社と合併し、スペクト
ラム7という新企業の社長となった。しかし、石油価格の急落が
続き、スペクトラム社の財務状況は逼迫した。1986年には、
ハークン・エナジー・コーポレーションが、同社を買収した。彼
は、しばらくの間ハークン社のコンサルタントを務めたが、その
後は、父親の大統領選挙運動に、顧問兼スピーチライターとして
参加した。
1994年11月、彼は少年時代を過ごしたテキサス州知事に
なる。彼の名は、現在のアメリカ大統領ジョージ・W・ブッシュ
である。
以下、