投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 14 日 17:50:31:
10/13 23:04 アラファト議長が訪英へ 訪米への地ならしか 外信129
【ロンドン13日共同】英外務省は十三日、パレスチナ自治政府
のアラファト議長がブレア英首相の招待で十五日に英国を訪問し、
同首相やストロー外相、英国教会代表らと会談する予定であること
を明らかにした。
ブレア首相は、対テロ国際包囲網の維持にはパレスチナ和平の進
展が不可欠だと繰り返し強調している。英国へのアラファト議長招
待には、議長の米国訪問を実現させるための地ならしの目的がある
とみられる。
和平交渉は今年二月、イスラエルに強硬なシャロン政権の発足後
、ブッシュ米政権も静観を決め込み、崩壊の危機にひんしていた。
しかし英ガーディアン紙によると、米政府はこのほど恒久的地位
交渉に向けた文書を、初めてイスラエルへの根回し抜きで作成した
。ブッシュ大統領も「パレスチナ独立国家」に言及するなど、本格
交渉再開に向けた流れが強まっている。
(了) 011013 2303
[2001-10-13-23:04]