投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 13 日 22:46:27:
今年5月、富山県小杉町でイスラム教の聖典「コーラン」が盗まれ、路上で破り捨てられているのが見つかった事件で、県警警備課などは13日、同県内に住む20歳代で無職の日本人の女を窃盗容疑で逮捕、同容疑で富山地検に送検した、と発表した。女は、父親との折り合いが悪く、「大変なことをして、父親を困らせてやろうと思った」と供述しているという。
調べでは、女は今年4月上旬ごろの夜間、同町稲積のイスラム教礼拝所に忍び込み、コーラン3冊とマホメットの言行録「ハディース」1冊を盗んだ疑い。女はコーランなどをはさみで切り裂き、5月20日夜、同町白石のパキスタン人男性経営の中古車販売店前に捨てたという。
この問題を巡っては、発覚後にパキスタン人を中心とするイスラム教徒約300人が「コーランを冒とくする行為は許しがたい」と、外務省や富山県庁などに抗議デモ。さらに外務大臣に真相究明や再発防止を求める要請文を提出し、波紋を広げていた。 【井出晋平】
[毎日新聞10月13日] ( 2001-10-13-21:52 )