投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 08 日 14:05:11:
回答先: 拠点壊滅に重点〜ビンラーディン氏の居所判明なら空挺部隊投入も〔産経新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 08 日 02:53:20:
10/08 05:35 容易に見えない勝利 南西アジア情勢流動化も 外信18
【ワシントン7日共同=杉田弘毅】ブッシュ米政権は七日、テロ
ネットワークという見えない敵を相手に軍事攻撃を開始した。
米中枢同時テロの最重要容疑者とされるウサマ・ビンラディン氏
とテロ支援政権タリバンを標的とした巡航ミサイル攻撃は「政治、
外交、金融、司法捜査など多元的で新しい戦争」(ラムズフェルド
国防長官)の第一歩。数年かかるという長い戦いの始まりにすぎな
い。核保有国パキスタンを含む南西アジア情勢の流動化も予想され
る。
ブッシュ大統領は勝利の目標に「米国民がテロの恐怖なく暮らせ
る社会(の実現)」を掲げている。しかし、イスラム世界で渦巻く
反米感情の深さを考えると、攻撃で新たなテロによる報復が「百パ
ーセントある」(米連邦捜査局)と予想される。大統領が掲げる「
テロ撲滅」の勝利は容易に見えてこない。
アフガニスタンのテロ一掃のために今後いつまで攻撃を続けるか
、イラクなど他のテロ支援国に手を付けるかなど、ブッシュ政権は
多くの難問を抱えたまま報復攻撃の口火を切った。
北部同盟など反タリバン勢力の攻撃で同政権の崩壊も予想される
。タリバン政権の崩壊後に全アフガニスタン人を代表する安定政権
樹立のためには、米国や国連の関与が不可欠だ。
アフガニスタンの不安定化が南隣の核保有国パキスタンの危機に
つながり、南西アジア情勢は一気に流動化するシナリオも想定され
る。
(了) 011008 0535
[2001-10-08-05:35]